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5. 本研究の今後の課題と予定 AT の適合相談においては, 今後も継続して福祉用具・支援機器の相談に対応するとともに, 利用者本人を取り巻く支援者や 関係機関の役割と連携方法, 適合相談に必要な考え方や技術を具体的に明示する必要がある. 個別相談で対応したボッチャ用補助具については, 重度障害を持つ人の社会参加に対し大いに寄与すると考えられるため, 汎用性を目指した対応方法の検討を, 就労支援用具については, 職業リハビリテーションの観点から AT の活用について事例研究を 行なう予定である. また, 操作スイッチ用インタフェースにおいては, 今回の結果を基にした次期モデルが試作完了しているため, 今後はそれを用いて実際の相談事例の中で評価を行ない, 商品化に向けた検討および導入事例集を含む適用マニュアルの 作成を行なう予定である. |
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【参考文献】
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Copyright(C):2006, The Research Institute of System Sciences, Nihon Fukushi University