科目名 社会福祉法人会計2020

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
4 1 通年開講 新谷 司

テーマ
社会福祉法人会計基準に定める資金収支計算書、事業活動計算書及び貸借対照表の様式と内容を学ぶ。

科目のねらい
<キーワード>
資金収支計算書  事業活動計算書
貸借対照表

<内容の要約>
現在の社会福祉法人会計基準は、2016年3月に省令化された会計基準である。本講義ではこの社会福祉法人会計基準に基づく具体的な簿記処理から財務諸表の作成までを学習する。前半はオンデマンド教材を通じて簡単な財務諸表の作成と簿記処理の基礎を学ぶ。後半はテキストを通じて様々な取引の仕訳から仕訳に基づく財務諸表の作成までを詳しく学ぶ。

<学習目標>
資産、負債、純資産、費用、収益、当期活動増減差額、資金収入、資金支出、資金収支差額について説明することができる。
主要な期中取引及び決算整理事項について仕訳をすることができる。
総勘定元帳及び資金収支元帳の勘定科目と金額から貸借対照表、事業活動計算書、資金収支計算書を作成することができる。

授業のながれ
第1講 社会福祉法人と社会福祉法人会計基準
第2講 資金収支計算書の概要
第3講 事業活動計算書と貸借対照表の概要1
第4講 事業活動計算書と貸借対照表の概要2
第5講 社会福祉法人の簿記の概要1
第6講 社会福祉法人の簿記の概要2
第7講 社会福祉法人の簿記の概要3
第8講 社会福祉法人の簿記の総合演習問題
第9講 サービス活動領域における収益と事業活動による収入の会計1
第10講 サービス活動領域における収益と事業活動による収入の会計2
第11講 サービス活動領域における収益と事業活動による収入の会計3
第12講 サービス活動領域における収益と事業活動による収入の会計4
第13講 サービス活動領域における収益と事業活動による収入の会計5
第14講 サービス活動領域における収益と事業活動による収入の会計6
第15講 サービス活動増減による費用と事業活動による支出の会計1
第16講 サービス活動増減による費用と事業活動による支出の会計2
第17講 サービス活動増減による費用と事業活動による支出の会計3
第18講 添削課題
第19講 流動資産及び流動負債の勘定科目と現金預金及び経過勘定の会計
第20講 金銭債権債務等と内部取引の会計
第21講 棚卸資産と製造原価の会計
第22講 有価証券の会計とリースの会計
第23講 固定資産及び固定負債の勘定科目と償却性固定資産等の会計
第24講 添削課題
第25講 引当金と積立金の会計
第26講 寄附金・補助金の会計及び純資産の会計と税効果会計
第27講 注記と財産目録
第28講 附属明細書
第29講 期中取引事項と決算取引事項の仕訳から財務三表作成までの総合問題
第30講 添削課題

準備学習の内容・学ぶ上での注意
オンデマンド教材とテキストで学習します。テキストの「はじめに」を必ず読んでください。 ※手元に計算器を準備することが望ましい。 ※この科目はテキスト3単位、スクーリング1単位に分けて認定する。

事前事後 学習内容 時間数
事前 科目名の入った関連分野の書籍を手に取ってみる。 20
事後 確認テストに取り組む/添削課題に取り組む 20
事後 興味をもった講に関して学習を深める。 20

本科目の関連科目
簿記(テキスト)、財務会計(テキスト)、管理会計(テキスト)、日本企業の経営と会計(スクーリング)、社会福祉法人のマネジメントと会計(スクーリング)

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 100%
授業内でのレポート・課題等 0%
その他  0%
すべての講義コンテンツを視聴し、すべての添削課題に合格後に受験する科目修了試験により合格を判定する。評価基準は、A(100〜80点)、B(79〜70点)、C(69〜60点)を合格、D(59点以下)を不合格とする。 ※この科目はテキスト3単位、スクーリング1単位に分けて認定する。

テキスト
■テキストを使用する
□レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>新谷司 <テキスト名>社会福祉法人会計 <出版社>本学オリジナルテキスト



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