科目名 ソーシャルワーク実習指導T(精神)2024

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 3 通年開講 青木 聖久、田中 和彦、真砂 里衣子、上山崎 悦代、澤田 佳代

テーマ
ソーシャルワーク(精神保健福祉士)実習の体系、及び、精神障害がある人の暮らしや精神保健福祉士の機能と役割を理解する

科目のねらい
<キーワード>
ソーシャルワーク  精神障害がある人の理解
精神保健福祉士の機能と役割

<内容の要約>
本科目では、ソーシャルワーク(精神保健福祉士)実習の意義について理解することを目指す。そのために、テキスト学習においては、ワークシート等を提示して、課題ワークに取り組む。また、スクーリングでは、精神保健福祉士を目指す者が、具体的な実習をする前の段階において、精神保健福祉士及び精神障害がある人について体系的に理解をする。そして、学習を進めるために必要となる取り組み方法や精神障害がある人を取り巻く状況等を踏まえ、次年度実習に向けた準備としての学習を積み上げるものである。

<学習目標>
ソーシャルワーク実習とソーシャルワーク実習指導における個別指導及び集団指導の意義について理解できる。
利用者理解を含めて、精神保健医療福祉の現状について説明できる。
精神保健福祉士に求められる職業倫理と法的責務について説明することができる。

授業のながれ
実習・実習指導の意義と目的
実習におけるスーパービジョン・教育評価
実習の構造と実習への動機の明確化
実習におけるリスクマネジメント・契約
私にとっての実習の意義
精神保健医療福祉の現状と精神保健福祉士の役割
実習施設・機関・事業所・団体に関する理解
実習施設に関する情報の収集
法的基盤と地域の理解
精神保健福祉士に求められる職業倫理と法的責務
実習施設で必要とされる精神保健福祉士としてのソーシャルワークに係る専門的知識と技術
実習計画書の作成
事前訪問
実習のテーマと達成課題
私にとっての実習計画書

準備学習の内容・学ぶ上での注意
スクーリングでは、受講に先立ち、テキスト及び学習指導書を事前に読み、精神障害がある人や家族の葛藤、さらには、ソーシャルワークのあり方をはじめ、アセスメントを講じてもたらい。とりわけ、精神保健福祉士がどのような実践を展開をしているかを想像しておいてもらいたい。そして、スクーリングにおいては、具体的な実習場面を想像しながら授業に参加をすることが大切となる。加えて、テキスト学習を含めて本科目では、翌年度の実習を想定して、自らが当事者だったら、自らの精神保健福祉士だったら、そして、実習をするとしたら、と想像力を働かせながら、授業に臨むことが重要だと考えている。

事前事後 学習内容 時間数
事前 精神保健福祉士の時事問題にあたるための新聞等の購読 15
事前 精神科病院や障害福祉サービス事業の機能と役割のアセスメント 10
事後 次年度の実習に向けての自身の課題の整理 10

本科目の関連科目
「ソーシャルワーク演習T(精神)」「精神障碍者と福祉実践T」「精神障碍者と福祉実践U」「精神保健福祉の原理」「精神保健福祉制度論」「精神・発達障害者の理解と共働」「アディクションとソーシャルワーク」

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 40%
授業内でのレポート・課題等 60%
その他  0%
スクーリングの参加状況、レポート課題、科目修了試験により合格を判定する。評価基準は、A(100〜80点)、B(79〜70点)、C(69〜60点)を合格、D(59点以下)を不合格とする。

テキスト
■テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>日本ソーシャルワーク教育学校連盟編 <テキスト名>ソーシャルワーク実習(精神専門) <出版社>中央法規出版



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