科目名 心理学実験(東京 8/30)

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
4 2 通年開講 吉原 智恵子、富田 健太、山岸 未沙子

テーマ
心理学の基本的な実験を経験し、実験結果の報告書の作成方法を学ぶ

科目のねらい
<キーワード>
心理学の実験  データの分析
心理学のレポート

<内容の要約>
 知覚、認知、社会等の心理学の基本的な実験を体験し、実験的技法について学ぶとともに、その報告書を作成することにより心理学における論文・レポートの書き方を学ぶ。受講生は実験者および実験参加者としての役割を遂行し、各実験データの分析を行う。本科目で体験する課題は8課題であり、それぞれの課題について、目的、方法、結果、考察を含むレポートを作成する。

<学習目標>
心理学の代表的な実験の内容と手続きが理解できる
実験に現れる心理的現象を説明できる
心理学のレポート・報告書・論文の一般的な書き方を理解している

授業のながれ
心理学実験の導入
実験の計画
データの処理方法(心理統計)
心理学のレポートの書き方
実験@(知覚)鏡映描写:実験の実施
実験@(知覚)鏡映描写:結果の整理
実験@(知覚)鏡映描写:解釈と解説
実験A(社会)パーソナルスペース:実験の実施
実験A(社会)パーソナルスペース:結果の整理
実験A(社会)パーソナルスペース:解釈と解説
実験B(知覚)触2点閾:実験の実施
実験B(知覚)触2点閾:結果の整理
実験B(知覚)触2点閾:解釈と解説
実験C(認知)記憶の系列位置効果:実験の実施
実験C(認知)記憶の系列位置効果:結果の整理
実験C(認知)記憶の系列位置効果:解釈と解説
実験D(社会)フォールス・コンセンサス:実験の実施
実験D(社会)フォールス・コンセンサス:結果の整理
実験D(社会)フォールス・コンセンサス:解釈と解説
実験E(測定)SD法:実験の実施
実験E(測定)SD法:結果の整理
実験E(測定)SD法:解釈と解説
実験F質問紙法によるパーソナリティの測定:実験の実施
実験F質問紙法によるパーソナリティの測定:結果の整理
実験F質問紙法によるパーソナリティの測定:解釈と解説
実験Gストループ:実験の実施
実験Gストループ:結果の整理
実験Gストループ:解釈と解説
心理学実験の応用と研究例
心理学実験における研究倫理

準備学習の内容・学ぶ上での注意
 一部実験はスクーリングで行う。実験者と被験者を履修生同士で体験する実験も含まれているため、特にスクーリングで行われる課題では、遅刻や欠席は厳禁とする。

事前事後 学習内容 時間数
事前 関連事項に関する参考文献など読む。 15
事後 各回で課されるレポートの作成にしっかりと取り組む。レポートの取り組みを通して授業の内容を十分に復習する。 15

本科目の関連科目
心理学研究法、心理学概論

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 0%
授業内でのレポート・課題等 100%
その他  0%
 

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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