科目名 社会福祉法人のマネジメントと会計(オンライン)

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 通年開講 新谷 司

テーマ
会計の基礎知識を通じて、社会福祉法人の経営及び経営改革の特徴を理解する

科目のねらい
<キーワード>
会計及び経営分析  経営及び経営改革

<内容の要約>
学習内容は大きく2つに分かれる。第1の内容は、社会福祉法人の会計の基礎知識を学ぶことである。ここでは、社会福祉法人の会計や経営分析とは何か、特に貸借対照表、事業活動計算書、資金収支計算書とは何かを学ぶ。加えて同計算書類を利用した経営分析の方法を学ぶ。第2の内容は、社会福祉法人の実例から、そこでの経営や経営改革の特徴を理解することである。ここでは、社会福祉法人制度や社会福祉事業者の実態、介護保険制度や介護保険事業者の経営の特徴について学ぶ。その後、特定の社会福祉法人の経営者または管理者から説明されるそれぞれの法人の経営や経営改革の特徴を学ぶ。各法人の歴史的経過、事業展開の状況、理念・経営方針、短期計画・中長期計画、経営管理システム等を学ぶ。 【日程・スクーリング会場】 https://www.nfu.ne.jp/open/image/lesson/schooling_schedule.pdf   ※変更の場合は随時お知らせします

<学習目標>
貸借対照表、事業活動計算書、資金収支計算書の目的と同財務諸表に表示される主な項目を説明することができる。
主要な経営分析の方法について説明でき、当該方法を実際に利用することができる。
社会福祉事業者、特に介護保険事業者の経営や経営改革の特徴の一端を説明することができる。

授業のながれ
2日間のスクーリングの日程については、1ヶ月程度前にnfu.jpで案内する

準備学習の内容・学ぶ上での注意
以下の点に留意して講義に参加する。@ 各講師の言う経営、経営改革とは何か、経営改革は何を改革するのか。A 経営改革は誰が主導で、いつ、どんな状況の時に、いかなる方法を利用して行われたのか、その方法はどこに由来するのか。B それぞれの経営改革で期待されたものは何か、実際はどのような結果をもたらしたのか。C 各講師の説明に関して、自分のこれまでの経験や勉強に基づいて、どのように感じたか、またどのような意見を持ったか。

事前事後 学習内容 時間数
事前 会計、決算、経営分析等の用語が入った入門書を一読することを推奨する。また電卓等の計算機を持参すること。 10
事前 講義前に提示する課題を実施する。 10
事後 講義前または講義途中で提示する課題を実施する。 10

本科目の関連科目
簿記(テキスト)、財務会計(テキスト)、管理会計(テキスト)、社会福祉法人会計(テキスト・オンデマンド)、日本企業の経営と会計(スクーリング)

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 80%
授業内でのレポート・課題等 0%
その他(授業の参加状況や演習の状況20%) 20%
科目修了試験(レポート)は次の基準で評価する。A−講義のポイントの大半以上を正しく理解し、一定の知識・経験を根拠にして自分の見解を十分に展開できる。B−講義のポイントの大半以上を正しく理解しているが、一定の知識・経験を根拠にした自分の見解を十分に展開できていない(その見解は感想に近い)。C−講義のポイントを正しく理解している部分もあるが、誤って理解している部分もある。D−講義のポイントの大半以上を誤って理解している、または講義のポイントが示されず、ただの感想文にとどまる。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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