科目名 社会保障の制度と課題(東京)

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 通年開講 李 忻

テーマ
年金保険制度を中心に、社会保障の諸制度が果たしている所得保障の役割について学ぶ

科目のねらい
<キーワード>
年金保険制度  社会保障制度
税と社会保障の一体改革

<内容の要約>
年金保険制度が果たしている所得保障の役割について学ぶ。 日本の公的年金保険制度の体系、国民年金保険制度及び被用者年金保険制度の仕組みと現状、日本の公的年金保険制度の課題について理解することを目標とする。さらに、今日の社会生活において、老齢年金、障害年金を頼りに生活している人々の現状についても紹介し、公的年金保険制度が果たしている所得保障の役割を理解すると共に年金保険制度の課題について理解を深める。 社会保障の諸制度と日本の社会経済の変遷について学ぶ 日本は1961年に国民皆保険、皆年金を実現し、本格的に社会保障の諸制度の充実、給付対象者の範囲の拡大、給付レベルの向上などが図られ、福祉国家が実現した。医療保険制度、年金保険制度をはじめとして、どのような社会経済背景の下で、その内容の充実が図られたのか、社会保障の諸制度の充実と社会経済との関係を理解すると共に、少子高齢化及び経済のグローバル化が進んでいる今日の日本においては、どのように社会保障の諸制度の再設計を行うべきか等について理解することを目標とする。 【日程・スクーリング会場】 https://www.nfu.ne.jp/open/image/lesson/schooling_schedule.pdf   ※変更の場合は随時お知らせします

<学習目標>
国民年金保険制度の保険料や免除と年金給付額との関係を理解し、自ら年金額が計算できる。
被用者年金保険制度を理解し、自ら厚生年金額の計算ができる。
社会保障制度における年金保険制度が果たしている所得保障の役割を理解し、説明できる。
年金保険制度を例に、社会保障の諸制度の充実と社会経済の関係を理解し、説明できる。

授業のながれ
2日間のスクーリングの日程については、1ヶ月程度前にnfu.jpで案内する

準備学習の内容・学ぶ上での注意
オンデマンド科目「社会保障論」または「社会保障」を履修した上での受講を勧める。 日本年金機構が発表した資料に目を通しておくこと。

事前事後 学習内容 時間数
事前 オンデマンド科目『社会保障論』(『社会保障』)を履修した上での受講を勧める。 20
事前 日本年金機構が発表した資料に目を通しておくこと。 20
事後 興味をもった講に関して学習を深める。 20

本科目の関連科目
医療福祉ビジネス、福祉社会入門

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 100%
授業内でのレポート・課題等 0%
その他  0%
科目修了試験(レポート)により評価する。評価基準はA(100〜80点)、B(79〜70点)、C(69〜60点)を合格、D(59点以下)を不合格とするレポートは、講義で紹介したデータ、概念などを正確に引用しながら、問題意識、論点、根拠、結論、考察を行ったレポートは高く評価される。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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