科目名 保育内容B(仲間と交わり)

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
1 2 前期開講 石濱 丈司

テーマ
乳幼児期の子どもの発達と人とのかかわり(仲間と交わり)

科目のねらい
<キーワード>
0歳児期の人とのかかわり(大人との愛着関係)  1・2歳時期の人とのかかわり(大人、ともだちとの関係)
3・4・5歳児期の人との関わり(ともだち・仲間・集団との関係)  乳幼児期の家庭支援

<内容の要約>
子どもは大人からの気持ちに寄り添う関わりによって、安定した愛着関係を形成していく事を学ぶ。安心して過ごせる環境の中で子どもは自ら世界を広げていき、年齢とともに人とのかかわりを豊かにする。そして集団のなかで社会性を学び人生の主人公として育っていく事を学ぶ。保育園に勤務する教員が、保育現場での具体的なかかわりを踏まえながら講義をする。また、能動的な学習の為に、ペアワークやグループディスカッションを取り入れて実践力を深めていく。

<学習目標>
乳幼児期の子どもの発達と、成長とともに豊かになる人とのかかわりを理解し要約することができる。
乳幼児期における愛着関係の意義を理解し、発達特徴を捉えて保育園の生活の中で適切な働きかけを考えることができる。
子どもが人とのかかわりを育むうえで大切な保育者同士の連携、保護者との連携、地域との連携の意義を理解し、説明することができる。
保護者のおかれている状況を理解し、幅広い支援の方法を知り考えることができる。

授業のながれ
オリエンテーション 乳幼児期の人とのかかわりの重要性 愛着関係 
0歳児の人とのかかわり(人と関わる力の獲得) 1歳児の人とのかかわり(自分の思いを表現していく)
2歳児の人とのかかわり(自我の充実) 0・1・2歳児期の人との関わり(乳児期の発達の変化を振り返る)
3歳児の人との関わり(社会性と自我) 4歳児の人との関わり(自制心の発達)
5歳児の人との関わり(社会性の発達) 3・4・5歳児期の人との関わり(幼児期の発達の変化を振り返る)
異年齢の人との関わり 子ども理解(保育記録の書き方)
保育者同士の連携 場面記録からの子ども理解 保護者との連携 保護者支援 
地域との連携 子育て支援

準備学習の内容・学ぶ上での注意
無理のない範囲で身体を動かしてあそびながら取り組みます。自身の子どもだった頃の目線に立ち返ってみましょう。また、子どもに関わるニュースに関心を持ったり、日常生活のなかで乳幼児の様子を積極的に観察し、授業内容とひきつけて考えていきましょう。毎講義ごとにコメントカードの提出を求めます。

事前事後 学習内容 時間数
事前 資料内容についての予習 15
事前 保育施設・子どもに関わるニュースに関心をもつ 3
事前 授業内で掲示された課題に取り組む 3
事後 毎時間の講義の復習 15

本科目の関連科目
保育内容A、保育内容C、保育内容D、保育内容E

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 0%
授業内でのレポート・課題等 70%
その他(授業参加態度、授業内レポートの提出状況を考慮して評価します) 30%
 

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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