科目名 | スクールソーシャルワーク演習 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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1 | 4 | 通年開講 | 原田 康信 |
テーマ |
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学校におけるソーシャルワークに必要な視点と具体的な展開について学ぶ。 |
科目のねらい |
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<キーワード> 子どもの最善の利益 子どもを取り巻く環境 アセスメント チームアプローチ ネットワーキング <内容の要約> 現場で働くスクールソーシャルワーカーとして必要な知識である、学校内システム・教育委員会・市町村・地域組織について学ぶ。また具体的な展開方法として、アセスメント・チームアプローチ・ネットワーキング等のあり方について学ぶ。さらに、事例研究を通して、社会福祉の専門家が学校内に存在する意義と効果について考察する。 <学習目標> 子ども、家庭、学校が抱える課題に対する理解を深めることができる スクールソーシャルワークの意義について考えることができる スクールソーシャルワーカーの役割、視点、実践方法を知ることができる アセスメントの重要性およびその方法を理解することができる 協働や連携について知ることができる |
授業のながれ |
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オリエンテーション、ソーシャルワークの価値 スクールソーシャルワーク実践例@:SSWの展開をSWの過程に照らして理解する 子ども家庭が抱える課題と学校の現状とスクールソーシャルワーク 事例@「アセスメント・プランニングの演習」:グループワーク・発表 事例@の演習から導かれた課題:支援困難の原因をディスカッション 学校内システム、教育委員会について:学校アセスメントの視点とケース会議 市町村状況や資源、地域状況や資源の把握について:地域アセスメントの視点 アウトリーチ:学校・家庭・教員・保護者への働きかけ 実習終了後事例A「アセスメント・プランニングの演習」:グループワーク・発表 事例Aの演習から導かれた課題:校内ケース会議・連携ケース会議 ケース会議ロールプレイ:チームアプローチ、マネジメント 地域との連携・協働(ネットワーキング):地域に根ざしたスクールソーシャルワーク SSWの実践例Aと福祉教育実践例@:福祉教育の視点を持って教育福祉に関わる可能性 記録、評価、スーパービジョン:これまでの演習記録をもとに まとめ |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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・社会情勢、生活課題について常に敏感であるように、新聞、ニュース、インターネットなどを駆使して情報収集をおこなってください。 ・毎回の授業でコメントペーパーへの記述を求めますので、授業への参加の意識を高めてください。 ・場を高め、互いに有益な演習となるよう心がけてください。 |
事前事後 | 学習内容 | 時間数 |
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事前 | 子どもの人権について調べる。 | 5 |
事前 | ソーシャルワークの展開について予習する。 | 5 |
事前 | 総合的なアセスメントの方法について文献等で予習する。 | 5 |
事後 | 事例検討に基づき、アセスメントシートの記録を実践してみる。 | 5 |
事後 | アセスメントシートの記録に基づき、支援計画を立ててみる。 | 5 |
事後 | 日本の学校におけるソーシャルワーカーの役割を考察する。 | 5 |
本科目の関連科目 |
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ソーシャルワークT・U・V・W、スクールソーシャルワーク論、児童・家庭福祉論、福祉教育論、教育福祉論 |
成績評価の方法 |
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毎回の授業におけるコメントペーパーの内容、課題の提出や発表内容、演習への参加態度など総合的に評価します。 |
テキスト |
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□テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
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