科目名 | 参加型のまちづくり |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 3 | 後期開講 | 水谷 香織 |
テーマ |
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今後20年の地域社会のあり方 |
科目のねらい |
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<キーワード> まちづくり コミュニケーション 未来志向 自己実現 社会貢献 <内容の要約> 「まち」とは、何でしょうか? 「住宅や商店が多く人口が密集している所」という物理空間と、そこで繰り広げられる「人間の営み」を合わせて「まち」と言われていることが多いように思います。 この「まち」は、これから20年大きく変化をしていくと言われています。既に、私たちは、SNSやオンラインゲーム・講義・会議、動画視聴、ネット上での売買などが日常になり、今後も情報空間での「人間の営み」は増えていくと思われます。また、人口減少、少子高齢化、インフラの老朽化、法定通貨のデジタル化、新技術の導入、世界情勢の目まぐるしい変化、気候変動などが、複合的に「まち」に大きな影響を及ぼすと思われます。 本講義では、この時代の変化に向き合い、前向きに捉え、一緒に楽しく「今後20年の地域社会のあり方」を考えます。具体的には、皆さん一人ひとりの興味関心や将来ビジョンを大切にしながら、これからのまちづくりの考え方、向き合い方、コミュニケーションの技術について、グループワーク等を多用した参加型体験型で習得します。参加型まちづくりの知識・技術の習得に加えて、皆さんの自己実現や地域社会への貢献を考えるきっかけになるものと思われます。 <ふくし・マイスター養成のための地域志向科目> <学習目標> 参加型のまちづくりの基本である、みんなの意見や力を引き出すファシリテーターの基本的な考え方や心のあり方、基礎技術を習得することができる。 未来志向で自分と地域社会のビジョンを描き、実現するための未来デザイン手法を習得することができる。 時代の変化に向き合い、前向きに捉え、一緒に楽しく「今後20年の地域社会のあり方」を考え、自信をもって説明することができる。 |
授業のながれ |
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ガイダンス ファシリテーション/コーチング 合意形成 未来デザイン 参加型まちづくりの事例紹介 参加型まちづくりについてのディスカッション 未来予測(1) 未来予測(2) 私の将来ビジョン まちの将来ビジョン 今後20年の地域社会のあり方を考える(1) 今後20年の地域社会のあり方を考える(2) 今後20年の地域社会のあり方の発表 ふりかえり まとめ |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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課題導入のための講義は行うが、適宜配布する資料や文献、また、グループ討議や発表も含めた学生諸君の主体的参加による(演習的な)講義とする。つまり、必ず討論や発表する機会があり、学生諸君は、現場感覚を活かし、問題意識を持って参加することが求められる。日頃から新聞記事やインターネット等で今何が起こっているかについて、興味を持つこと。そのことで、関心度が高まり、学習意欲が持てるようになる。授業外で、文献レビュー、インターネット検索、現場へのフィールドワーク、グループ討議の準備が求められる。 |
事前事後 | 学習内容 | 時間数 |
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事前 | 日頃から新聞記事やインターネット等で今何が起こっているかについて興味を持ち、授業につながる知識を得るようにする。 | 20 |
事後 | 授業での学びを振り返り、また、そこから関心を持ったことについて、知識を得るようにする。 | 20 |
事後 | 授業での学びを踏まえて、関心を持った現場に行くための知識を得るようにする。 | 20 |
本科目の関連科目 |
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現代福祉、開発ソーシャルワーク演習T、開発ソーシャルワーク演習U |
成績評価の方法 |
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@授業中のコミュニケーション(主体的な参加、聴く姿勢、グループへの貢献、クリエイティブな発想など)【40点】 Aふりかえりシート【30点】 B授業内レポート【30点】 を合わせて評価する。 |
テキスト |
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□テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
科目属性 |
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地域志向科目 |
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