科目名 | 精神障害リハビリテーション |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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1 | 4 | 前期開講 | 山田 純栄 |
テーマ |
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精神障害者のリハビリテーションについて学ぶ |
科目のねらい |
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<キーワード> リハビリテーション 精神疾患 精神障害 <内容の要約> 本講義では,精神障害リハビリテーションの援助方法の一つである作業療法の視点から,精神障害者の障害構造論や,精神障害の回復段階に応じたトータルリハビリテーションを学ぶ.精神障害の回復過程を理解することで,精神障害者の回復を手助けするために何ができるのかを考えられるようにすることを目的とする.また,精神医療と精神科リハビリテーション概念との関係を学ぶ.さらに,精神障害に関する研究の現状を解説し,精神障害者が社会で生活するうえでの問題の背景と課題を示す。 <学習目標> 精神科におけるリハビリテーションを学ぶ 精神障害の理解 |
授業のながれ |
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リハビリテーションについて 精神医療の歴史と概念 精神疾患と機能障害および生活障害 1 精神疾患と機能障害および生活障害 2 障害者のニーズ 作業療法における障害の評価 その他の理論にもとづく障害の評価 リハビリテーションの諸技法:個人 リハビリテーションの諸技法:集団 障害受容および回復過程について セルフヘルプ活動について リハビリテーションの実際:病院 リハビリテーションの実際:デイケア リハビリテーションの実際:地域 リハビリテーションの未来 |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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真の意味で精神の病や障害を理解するのは,当事者でなければ難しいでしょう.しかし,私たちは講義を通して,彼らが病や障害のために辛く苦しい思いを抱いているということは理解できると思います.さらに,彼らが,常に辛さや苦しさに苛まれているわけではなく,適切な治療やリハビリテーションを行えば,充実した生活を過ごすことも理解できると思います.そのうえで,専門職として,どのようなサービスが提供できるかを学んでいただきたいと考えます.以上のことを踏まえて,受講してください. |
本科目の関連科目 |
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精神科作業療法学 人間発達学 臨床医学 心理学 地域リハビリテーション 地域福祉論 |
成績評価の方法 |
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講義内容の理解度を把握するため小テストを複数回行い、定期試験の成績と合わせて評価する。 |
テキスト |
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□テキストを使用する ■レジュメを使用する ■未定 (最初の授業で指示する) |
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