科目名 | 自然地理学 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 3 | 前期開講 | 富田 啓介 |
テーマ |
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身近な地域における人と自然の関係を考える |
科目のねらい |
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<キーワード> 自然条件と人の生活 自然地理学の調査法 地図や空中写真の利用 <内容の要約> 地理学は、地表面に展開される様々な現象を理解する分野である。自然地理学では、特に土地の自然条件(気候、地形、植生など)の分布やその成り立ちを明らかにする。そのときに、自然条件と人の生活とのかかわりにまなざしを持つのも自然地理学の特色である。本講義では、自然地理学の基礎的な考え方や知識を身につけるとともに、ほかの分野でも応用可能なデータの入手方法や使い方にも触れる。また、集中講義であることを活かして、室内での地図や空中写真を使った作業や、野外における簡単な測量や観察などの実習的な内容も体験してもらう。 <学習目標> 自然地理学の考え方と資料に親しむことができる。 自然地理学の基礎的な知識を身につけ、身近な地域における人と自然の関係の理解に応用することができる。 自然地理学の簡単な調査法を理解し、調査結果を考察することができる。 |
授業のながれ |
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受講ガイダンス、自然地理学とはどのような分野か 概論(1) 気候学――なぜ名古屋で雪が降るのか? 概論(2) 地形学――なぜ鈴鹿の山ができたのか? 概論(3) 生物の地理学――ところ変われば生き物も変わる 調査法(1) 地図・データの種類と利用法 調査法(2) 地図から地域の変遷を探る 調査法(3) 空中写真による地形の判読 調査法(4) 調査法のまとめのエクスカーションの説明 エクスカーション(1) 前日の作業結果と実際の景観を比較してみる エクスカーション(2) 簡単な測量の方法 エクスカーション(3) GPSの利用 エクスカーション(4) 植生の観察 データ処理(1) 情報機器によるデータの表示と分析 データ処理(2) 情報機器によるデータの表示と分析(続き) 講義のまとめ、自然地理学を生活や自分の分野に活かすために |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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実習的な内容を多く含んでいる。特に、集中講義の中の1日を野外における実習に充てる(場所は美浜キャンパス周辺を予定)。これらに参加して得られた成果物を成績評価の対象とするため、すべての日程に参加できることが履修の条件である。また、参加型の講義であるため、積極的な発言を歓迎したい。 |
本科目の関連科目 |
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成績評価の方法 |
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レポートによる。講義中での実習的な内容の成果物を中心にまとめてもらう。 |
テキスト |
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□テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
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