科目名 | 地域計画 T | 時 限 | 月−5 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 3 | 前期 | 片 方 信 也 |
テ|マ | 地域計画の一般的な概念・方法について広く学び、 その基本的な進め方を身につける。 |
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講義の概要・ねらい |
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地域計画の一般的な概念・方法を広く学ぶために、 基本的な問題を中心にして講義を行う。 地域を人々の生活と密接に結びついた生活空間の視点からとらえ、 都市と居住地の計画、 生活施設の配置、 バリアフリー・デザイン、 文化財都市の開発と保存、 住民運動と住民参加などについて具体的な事例をもとに述べる。 必要最小限の計画技術や制度についても触れる。 講義の方法については、 ケーススタディとしての大都市の居住地の再生の課題を取り上げる。 |
講義のながれ |
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1. 地域計画の課題 @ 地域空間とは何か A 地域計画−生活のプランニング B 「地域開発」 と地域問題−都市の発展と衰退、 再生の課題 C 住民参加とデシジョン・メーキング 2. 居住地の設計 @ 住まいとその設計 A 街区・住区の計画 B バリア・フリーデザイン 3. 歴史的環境の保全と再生 @ 人間の 「場所の記憶」 とその継承 A 町並みの保存の課題と運動の発展 B 歴史的中心地区の再生 C 制度的システムを超えて 4. 地域計画の方法論 @ 地域空間の変容予測 A 計画のシミュレーション B 空間ビジョンの共有 C 簡単な演習 (都市公園の設計) |
学習上の留意点 |
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この講義では人々の地域生活の場である空間とその構成に焦点を当て、 空間のもつ性質や構成の原理、 また計画化における地域住民の参加の進め方や情報提供などの役割を学んでほしい。 |
成績評価の方法 |
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レポートと試験による。 レポートは演習によるものを考えている。 |
使用テキスト |
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なし |
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