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地域保健 |
単位数 | 学年配当 | 開講形態 | 教員名 |
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2 | 3 | 前期 | 野 崎 泰 志 |
テ|マ | 地域に根ざした保健を国際的視野から考える |
講義のねらい |
健康に暮らすことは基本的人権の基礎である。 健康であることが、 どのような要因によって支えられているのかについて、 社会との関わりから論じる。 治療の対象として、 医療パターナリズムに頼るだけの患者の立場から、 権利としての健康を獲得していくための保健戦略の立場へ転換することによって、 保健福祉は地域に根ざしたものとなる。 特に、 地域生活圏の中でどのような施策やケアーが健康を守っているのかいないのか、 健康を守るためにはどのような地域社会が望ましいのか、 国内及び海外の事例を交えて考える。 |
講義のながれ |
前期 1 ガイダンス 福祉・保健・医療 2 健康とは何か:憲法における保健と生存権、 WHOの健康の定義 3 地域住民主体のCommunity Health 4 PHC (プライマリー・ヘルス・ケアー) (1):アル・マアタ宣言まで 5 PHC (プライマリー・ヘルス・ケアー) (2):選択的PHC 6 健康のコストと保健産業 7 健康と社会的公正 8 ミニテスト 9 事例 (1) 水俣病・薬害エイズ・狂牛病:産業社会と健康 10 事例 (2) 沢内村:自分たちで生命を守った村 11 事例 (3) ネパール:地域眼科保健の展開 12 まとめ 地域保健の組織化とマネージメント |
学習条件・履修上求められるもの |
テスト (資料等持込可) やレポートは添削の上返却しますので、 文章力を磨くこと。 |
成績評価 |
1 学業成績評価:ミニテスト50点、 試験50点。 2 学習生活評価:出席一回1点、 皆勤賞10点、 体験レポート20点(任意)。 講義中の私語などの迷惑行為はイエローカード3枚(各20点)で単位認定しない。 合計で最高144点、 80点以上で優。 |
テキスト | なし |
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