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経営分析 |
単位数 | 学年配当 | 開講形態 | 教員名 |
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4 | 3 | 通年 | 畑 田 康 則 |
テ|マ | 現代大企業の経営分析 |
講義のねらい |
現代の大企業は、 1990年代の不況のもとで大きな変貌をとげている。 経営分析の対象は、 この現代大企業である。 現代大企業は、 企業集団を形成し経営活動つまり 「連結経営」 が行われている。 本講義では、 現代大企業の 「連結経営」 を対象とし、 この企業 (親会社) の公開する連結財務諸表や単独財務諸表の分析を通じて 「連結経営」 の実態を総合的に明らかにしていくことをねらいとしている。 つまり経営分析の方法として、 主として連結財務諸表 (単独財務諸表を含む) を用いて分析指標をもとめる。 現実の企業に関心をもって経営分析が学べるように、 できる限りケーススタディを取り入れるとともに計算技法を修得できるように進めていきたい。 |
講義のながれ |
1 企業集団と連結経営分析 2 企業集団とリストラ―視点 3 連結経営分析の方法 4 連結財務諸表の見方 5 単独財務諸表の見方 6 主要項目の内容 (連結範囲を含む) 7 連結企業集団の収益性分析 8 連結総資本経常利益率 9 連結売上高経常利益率 10 連結総資本回転率 11 連結企業集団の支払能力分析 12 長期安定性の分析 1 連結企業集団の資金調達・運用の分析 2 資金概念と資金運用表 3 資金繰表・運転資本明細表 4 連結キャッシュ・フロー計算書の見方 5 連結キャッシュ・フロー計算書による経営分析 6 7 連結企業集団の利益処分 8 配当性向、 社内留保率など 9 企業の海外進出とセグメント情報分析 10 連結企業集団の損益分岐点分析 11 連結企業集団の生産性分析 12 実践経営分析 1990年から2000年にかけての大企業の業績分析 |
学習条件・履修上求められるもの |
授業がある程度進むと、 企業の財務諸表にもとづいて計算していきます。 その時は電卓を持って来て下さい。 授業でわからないところは質問票に書いて質問して下さい。 またやむを得ず休んだ人は、 テキストで復習して下さい。 |
成績評価 |
小テストおよび定期試験 (期末) の成績で評価します。 出席を加味します。 |
テキスト | 谷江武士 『連結経営分析』 (中央経済社) |
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