単位数 | 学年配当 | 開講形態 | 教員名 |
4 | 1 | 通年 | 近 藤 万 峰 |
今日、 私達の身の回りには、 様々なデータが散在しています。 データをただ漠然と眺めているだけでは、 単なる数字の羅列にしか見えないかもしれませんが、 それを適切な方法で加工することによって、 身近な問題に関する多くの情報 (例:自分のとった統計学の試験の点数は良いほうなのか、 短距離走が速い人は、 概ね長距離走も速いと言えるのか等) を得ることができます。 また、 近年では、 経済学・経営学・会計学等の社会科学の諸分野の学習や研究においても、 統計的手法が活用されるようになっており、 統計学を学ぶことの意義はますます高まっています。 本講義では、 データを読み取るために必要となる統計的手法の基礎を、 できるだけ具体的な例と関連づけながら講述します。 |
差し当たり、 下記のシラバスの5に相当する内容まで進めます。 その後、 残り時間と受講生の理解度に応じて、 確立論、 推定、 検定、 回帰分析等のより高度なトピックスに進んでいきます。 1. イントロダクション −社会科学と統計学− 2. 記述統計と推測統計 3. データのまとめ方と特性値 4. 正規分布 5. 2変数の相関の基礎 6. 確率論 7. 推定 8. 検定 9. 回帰分析 |
(1) 統計学は、 経済学や経営学を実証的に学習する上での有力なツールとなります。 専攻に関係なく、 習得しておくことが望まれます。 (2) 社会科学的な思考能力を養うため、 経済学・経営学・会計学に関わる諸講義を履修しておくことが望まれます。 (3) 不可解な箇所は、 気軽に質問して下さい。 (4) 言うまでもありませんが、 講義中の私語は厳禁とします。 |
平常点 (不定期にとる出席、 講義中に行う演習問題、 レポート等) と期末試験 (場合によっては、 中間試験も行う) の点数を統合して評価を行います。 |
テキスト | テキスト:講義の際に指定します。 参考文献:木下宗七編 『入門統計学』 有斐閣 |
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