現代の経済制度は自由企業経済であり、 今日企業の経営活動は大変な競争の中にあることは衆目の通りである。 競争は必然的に独占に向かうことが予想されるが、 企業活動の前提条件は独占排除、 公正取引の保持である。 この独占排除、 公正取引の保持によって消費者 (一般大衆) の利益が保護されねばならない。 公益企業等の産業セクターにおいては自然独占として容認され、 取引される物件は必需のサービスである。 消費者大衆がこれらに対して向ける関心は直接的であり、 またサービスの価格と品質に対して寄せる関心の度合いも強い。 公益部門に対しては公衆の特別な権利意識が生じる。 現代の経済状態は、 この部門の独占、 必需サービスに変化をもたらしている。 本講義では、 公益企業を取り巻く変化につれて規制のあり方など、 このセクターの本質から変革までを追求することにしている。 |
1. 公益企業の本質 2. 公益企業の経営形態と規制方式 3. レート・メーキングの理論 4. 公益企業料金の構成 5. 公私混合企業 6. 第3セクター 7. 非営利・公共事業 8. 非営利・公共事業の経営とマーケティング 9. その他 |
毎回出席をとりますので、 休まないようにして下さい。 私語は厳禁です。 講義の流れをよく把握するようにして下さい。 |
テキスト | 使用しない。 講義の中で文献を紹介します。 |
(C) Copyright 2002 Nihon Fukushi University. all rights reserved. 本ホームページからの転載を禁じます。 |
|
 |