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日本の歴史C |
単位数 | 学年配当 | 開講形態 | 教員名 |
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4 | 1 | 通年 | 曲 田 浩 和 |
テ|マ | 身近な歴史を学ぶ |
講義のねらい |
本講では、 人が生きていくという面から身近な日本史を考えていきたいと考えています。 そこで四つの別々のテーマを用意しました。 一つめは、 「道具と女性」 です。 道具の変化に伴う女性の意識の変化を考えます。 二つめは、 「こどもの歴史」 です。 日本史のなかでこどもがどのように扱われてきたかを考えます。 三つめは、 「戦争の歴史」 です。 殺人行為は人の尊厳を無視する行為であり、 現在でも苦しんでいる人がいます。 第二次世界大戦が終わり、 50年が過ぎてもまだ解決されない問題です。 四つめは、 「博物館の楽しみ方」 です。 歴史を勉強する場所として最適の場所です。 |
講義のながれ |
T 道具と女性 1 身体性 パンスト/生理用品 2 家庭性 洗濯機/台所 3 社会性 手帳/たばこ U こどもの歴史 1 江戸時代のこども 堕胎・間引/若者組 2 明治・大正時代のこども 国民教育とこども 都市と農村のこどものちがい 駄菓子屋の世界 V 戦争の歴史 1 個人戦から集団戦へ 2 富国強兵と日清・日露戦争 3 第二次世界大戦と日本 4 解決されていない問題 従軍慰安婦/南京大虐殺 5 戦争責任 東京裁判/戦後責任 W 博物館の楽しみ方 1 博物館とはどんなところ 2 博物館の機能 収集/保管/展示/普及 3 展示をみるだけが博物館ではない 売店/レストラン |
学習条件・履修上求められるもの |
高等学校で学ぶ日本史とは異なり、 原始・古代から近・現代という授業ではありません。 現在のすべての事柄には歴史があるということ、 歴史を学ぶこととともに、 歴史から現代社会を学ぶことを考えて受講してください。 |
成績評価 |
小レポート (毎回) と期末試験を考えている。 夏休みにレポートを課す場合もある。 |
テキスト | 特になし 参考文献などは授業中にその都度指示する。 |
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