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社会福祉学部?斉藤ゼミ2年生が認知症啓発イベントを企画?参加

レポート
2025年10月01日

社会福祉学部 斉藤雅茂教授のゼミに所属する2年生は、認知症になっても住みやすい社会づくりをめざした「認知症啓発プロジェクト」に取り組んでいます。今年度は「イベント班」「ボードゲーム班」「グッズ班」に分かれ、それぞれの視点から認知症への理解を広げる活動を進めています。9月が「世界アルツハイマー月間」であることに合わせ、2025年9月15日(月?祝)と28日(日)に実施されたイベントの企画や運営に参加しました。

くらそっとユウナル東海店での啓発イベントの企画?運営

9月15日(月?祝)、本学関連会社である株式会社エヌ?エフ?ユーが運営する「くらそっとユウナル東海店」で、ゼミのイベント班が企画?運営を担いました。対象は地域の小学生で、敬老の日に合わせて「アロマ石鹸づくり」「カルタ大会」「卒業生による紙芝居」を実施。子ども41名を含む61名が参加しました。
「家族で話し合うきっかけになった」「おじいちゃんおばあちゃんに優しくしたい」といった声も寄せられ、世代を超えて認知症を考える機会となりました。

はんだ認知症キラキラオレンジフェス2025への参加

9月28日(日)、半田市の「瀧上工業ホール(雁宿ホール)」で開催された「はんだ認知症キラキラオレンジフェス2025」に、イベント班とグッズ班が参加しました。
ボードゲーム班は、認知症や支援する人の立場を疑似体験できるボードゲーム「思い出の足跡」を紹介。体験者からは「ルールをもっと分かりやすく」といった改善点もいただき、次の開発に向けたヒントを得ました。

またグッズ班は、トイレットペーパーに認知症啓発の情報を印刷した試作品を展示。「文字を大きく」「イラストを加えると分かりやすい」といった具体的なアドバイスが寄せられました。

地域の方々の生の声を受け、学生たちは今後も啓発ツールの改良や新たな企画に挑戦し、認知症の方とその家族や周囲の方々も暮らしやすい地域づくりに貢献していきます。