2016年3月25日
2016年2月18日、FD(Faculty Development)事業の一環として、FDサロンを実施しました。FDサロンでは、教職員の教育活動の発展に資する情報交換?交流促進を目的に、学部?職種を超えて語り合う機会を提供しています。
今回特別企画として、武豊町?美浜町?南知多町町行政職員、各町社会福祉協議会職員?Cラボ美浜登録団体をご招待し、“DoNabeNetにっぷく”がつくった土鍋を振る舞う交流の場づくりが開催されました。
“DoNabeNetにっぷく”とは、「鍋」をツールに地域交流を図る学生主催の団体です。2008年に岩手県立大学の学生が考案したDoNabenetの活動に参加した学生が、本学でも活動したいと声をかけ始まりました。
(前日から鍋の準備をするDoNabeNetにっぷく)
(地域の方々と学生?教職員で盛り上がる会場の様子)
はじめに、岩手県での事例をもとに、DoNabeNetの主旨説明?活用事例が福祉経営学部(通信教育)山本克彦准教授より報告されました。ゲストとして愛知県立大学の“DoNabenet in あいち”のメンバーも駆けつけ、長久手での事例報告も行われました。
DoNabenet inあいちの活動では、学生が企画?運営を全て行い、少人数で交流できる場づくりを心がけ3か月に1度、イベントを実施するそうです。
学生は、自分たちで作った鍋を囲み、地域の方々が喜んでくれたことや連日の準備を経て今日を迎えられたことで達成感を感じている様子でした。「普段出会わない人と話をすることができてうれしかった」「他大学の学生と話をし、活動についても意見交換できたので有意義だった」「一人暮らしをしてから、あんなに大人数でわいわい食事をすることがなかったから、心もお腹も満たされた」と、何より新しい人との出会いを喜んでいました。
参加者からは各地域の名産物の差し入れがあり、会場がさらに盛り上がりました。
(DoNabeNetにっぷくとDoNabeNet inあいちのメンバー)
(各グループで大盛り上がり)
今後、各地域で「鍋」というツールを使い、地域交流が進んでいくことや、DoNabeNetにっぷくが各地域の方々と協力して交流の場づくり、防災?減災の活動に繋がる地域づくりに貢献していくことを期待しています。