2015年1月5日
12月18日(木)に東海市市民活動センターにて第4回東海市地域円卓会議が開催されました。大人たちが集まったこれまでの円卓会議とはがらりと趣を変え、「若者」に焦点をあてて開催しました。これは、前回の円卓会議の中で、若者に太田川駅前広場を活用してもらいたいといったキーワードが挙げられたことによるものです。
本学学生をはじめ星城大学の学生や東海商業高等学校、知多翔洋高等学校の高校生らも加わり、総勢28名の高校生?大学生が熱く議論を交わしました。互いに打ち解け合うアイスブレイクから、ワークショップ全体のファシリテーションまでを本学の学生が担い、若者たちによる主体的な話し合いが行われました。
議論のテーマは、「若者からみた心地よい居場所」。4?5人ずつの6グループに分かれて、ワークショップ形式で話し合いました。自分が心地よいと思える居場所、街にあるとよい場所?物?イベントについてアイデアを出し、それと地域がどう関わるのかを考えながら、各グループでそれぞれの街(コミュニティ)を構想していきました。
話し合い後、各グループの発表がなされ、子どもからお年寄りまで過ごしやすくコミュニケーションのとれる“夢の国市”を目指す、多世代が集まってコミュニケーションしながら地域をパトロールすることで交番不要の平和な街にする、東海市は商店街がないので自分たちで商店街をつくってしまうなど、若者ならではの柔軟な発想で様々なアイデアが挙がりました。
また、具体的なところでは、本学と星城大学との大学対抗ゲーム大会の開催や、駅の数が多い東海市の地域特性を活かした各駅オリジナル駅弁の開発、太田川のマスコットキャラクターの作成などが挙がりました。
今回の円卓会議では、若さあふれる活発な話し合いが行われ、これまでの円卓会議の参加者である大人たちはそれを周りで見守りました。若者たちの柔軟な発想から数々の刺激を受けるとともに、東海市の活性化の一役を担っていく若者たちの逞しさを垣間見ることができました。これから、若者による円卓会議、大人と若者が一緒になった円卓会議などいろいろな展開が予想され、今後の展開が楽しみです。また、今回の話し合いの後、クリスマスも近いということで、大人たちの粋な計らいで参加した若者にクリスマスプレゼントが配られました。