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トップページ 学園?大学案内 学園?大学案内 お知らせ 小原寮農福連携プロジェクト 第1回地域懇談会を実施しました!
小原寮農福連携プロジェクト 第1回地域懇談会を実施しました!
2025年9月27日(土)に、社会福祉法人昭徳会 小原寮にて「第1回農福連携プロジェクト地域懇談会」を開催しました。この懇談会は、「農福連携から始める持続可能な小原のまちづくり」を目的として、小原寮と万象城体育官方网_bob电竞体育博彩-下载app平台の農福連携研究チームが協力して、地域の社会福祉法人の方や豊田市 地域活躍部の方をお招きし、開催したものです。
懇談会では、万象城体育官方网_bob电竞体育博彩-下载app平台の小松教授がプロジェクトの概要を、また福田教授が、名古屋大学などの研究機関や企業が参加する「東海バイオコミュニティ」の取り組みの紹介や獣害対策の経過報告を説明しました。また、小原寮の成瀬寮長からは、耕作放棄地の活用や、入所者が農作業を通じてやりがいを得られるようにする試みについて報告がありました。特に、使われなくなった農機具を修理して皆で使えるようにしたところ、地域住民からも米作りを始める人が出てきたという話は、地域との連携の可能性を示すものとして注目されました。
参加者からは、様々な課題とアイデアが出されました。
- 獣害対策: イノシシによる農作物被害の現状や、電気柵の効果、獣害対策として草刈りが有効であることなどが話し合われました。
- 障害者の就労支援: 施設入所者が農作業を通して対価を得るための工夫や、作業を細分化して個々の能力に合わせる必要性について意見が交わされました。
- 技術の活用: 雑草と稲の見分けをAIやタブレットで行うことや、農機具の共同利用、ブランド米の開発など、新しい技術や仕組みを取り入れることについてのアイデアも提案されました。




懇談会を通じて、地域住民や関係機関が協力し、意見交換の場を持つことの重要性が改めて確認されました。今後は、小原寮の米作りを成功させつつ、里山の保全や、入所者が農業に関わる方法を具体的に探っていくことになります。また、今回の取り組みを地域に広く周知し、さらに多くの人々を巻き込んでいくことが今後の課題として挙げられました。
今回の懇談会は、小原地区の未来を考える上で、大きな可能性を感じさせる貴重な機会となりました。小原寮と地域、そして万象城体育官方网_bob电竞体育博彩-下载app平台が一体となって、持続可能な地域づくりに向けて歩みを進めていきます。